夜明け知らずの街、ラニャテラ。
化学技術はは中世ヨーロッパ程度で
それほど発展しちゃいないがその代わり
この世界には時間と魔法が存在し
人ならざる者と人間が共存していることが
確認されている。
形を変えて空に昇る水
妖精の歌声
空飛ぶ絨毯にカーテン替わりのオーロラ。
魔法の杖にて実現する様々なファンタジー世界。
まるで揺籃に揺られながらベット上で語られる御伽噺のようだ。
この世界でも平穏は続かず、闇は確実にじわりと広がりつつある。
可愛らしいお姫様にいじわるする者、幸せな皇族の暮らしを妬み嫌な魔法をかける者…
こんな風に、悪役は必ず存在するのだ。
中でもこの世界で一際怪しく、目立つ場所は
〝 ティーテレス魔法学院 〟である。
君たちにはその調査を依頼したい。
学院長の名前は
ラチェネント・ローリイ・スピニット。
今回の任務は情報課、営業課の上司の計らいで、その課に属している社員一同は
〝正式に招かれた客 〟として侵入することが可能であり、学院長にもその話は通っている。しかし戦闘課、営業課、医療課の社員は踏み入ると不法侵入として見なされるため、注意が必要だ。
健闘を祈る。